第19回新居浜市小・中学生科学奨励賞の特選受賞者2人が2月1日、新居浜ロータリークラブ(RC)の例会で、研究成果を報告しました。
金栄小学校5年の藤田祐貴さんは「飛行機の羽と飛び方についての実験」がテーマ。飛行機の模型を自作し、羽の角度や面積、形それぞれの違いによって飛ぶ高さなどを調べました。藤田さんは「飛び方を予想しながら実験するのが楽しかった」と振り返りました。
別子中学校2年の長尾怜央菜さんは、牛乳や豆乳を使って、微生物により分解される「生分解性プラスチック」作りに取り組みました。実験ではスプーンを作り、強度や質量を調べ実用化しやすい材料を探りました。「今度は分解しやすさについて実験し、プラスチックごみ問題の解決つなげたい」と張り切っていました。
科学奨励賞は市教委、新居浜RC、新居浜南RCが主催しており、今回は2918点の応募がありました。特選5点、優秀13点、入選30点が選ばれ、1月6日に愛媛県総合科学博物館で表彰式と発表会がありました。